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CSRender_Document
2021/11/26
1. 概要
検版ツールCSRenderのGUI機能と使用方法を説明する文書です。
2. メニュー名称
本書では各機能説明の際に以下のメニュー名称を使用します。
上記画像の各アルファベットに対応するメニューの名称とその機能は以下の通りです。
- 名称とその機能
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- A:対象フォルダ
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作業対象のフォルダやファイルを選択するメニューです。右の参照ボタンをクリックすると、エクスプローラーが開き、対象フォルダを選択できます。フォルダを選択すると、そのパスが左のテキストボックスに表示されます。また、フォルダやファイルはテキストボックス上でのドロップ&ドロップによる入力も可能です。
- B:リファレンスフォルダ
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検版する際に参照するフォルダやファイルを選択するメニューです。選択方法は対象フォルダの選択と同様です。
- C:作業フォルダ
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処理結果の出力先フォルダを選択するメニューです。選択方法は対象フォルダやリファレンフォルダと同様です。
- D:検版レポート名
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検版レポートの出力パスとファイル名を指定するメニューです。
- E:解像度
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PDFファイルをTIFF画像化する際の解像度を設定するメニューです。設定値はキーボード入力と右部のボタンのクリック、マウスホイールの回転によって変更可能です。
- F:出力形式
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PDFファイルを別のファイル形式に変換する際の変換後のファイル形式を選択するメニューです。プルダウンメニューとなっており、所望のファイル形式をクリックすることで選択できます。
- G:検査範囲
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TIFF出力するPDFのページ範囲を全ページにするか指定ページにするか選択るメニューです。指定ページを選択するとページ入力メニューが活性化されます。
- H:指定ページ
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ページ範囲を指定するメニューです。ページ範囲をキーボード入力によって指定します。入力は半角キーのみとなります。デフォルトの値に入力例として、「1,2,4-6」が表示されています。「-」は左の数字から右の数字までの範囲を意味します。「,」は複数の範囲がある際に、それぞれの範囲を区分することを意味します。半角数字と「-」、「,」以外の文字は入力することが出来ません。
- I:位置ズレ許容量
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検版の際に、どれほど対象画像と基準が存の位置ずれを補正するか決定するメニューです。値が大きいほど検版感度は弱くなります。値は0から2まで変更できます。値の入力方法は解像度メニューと同様です。
- J:諧調差許容量
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諧調差異判定を行うための濃度許容値を設定するメニューです。値が大きいほど検版感度は弱くなります。値は0から255まで変更できます。値の入力方法は解像度メニューと同様です。
- K:微小差異許容量
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微小な差異(孤立点)を除去する値(pixel)を決定するメニューです。値が1の場合、1pixelの差異は無視されます。値は0から8まで変更できます。値の入力方法は解像度メニューと同様です。
- L:視覚的あいまい量
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注目画素の周囲何pixelの平均値で比較するか決定するメニューです。値が大きいほど検版感度は弱くなります。値は0から7まで変更できます。値の入力方法は解像度メニューと同様です。
- M:出力メニュー
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処理の実行結果を表示するメニューです。ユーザーが何か文字を入力することはできません。
- N:TIFF変換ボタン
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PDFファイルのデータ変換を実行するボタンです。
- O:検版実行ボタン
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PDFファイルの検版を実行するボタンです。
- P:Closeボタン
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アプリケーションを終了するボタンです。
なお、以下では、解像度メニューと出力形式メニュー、検査範囲メニュー、ページ入力メニューのことをまとめて「TIFF出力パラメータ」と呼びます。また同様に、位置ズレメニューと諧調差メニュー、微小差異メニュー、視覚的あいまいメニューのことをまとめて「検版パラメータ」と呼びます。
3. 使用方法
3.1. 検版
CSRenderの本機能では、ターゲットPDFとリファレンスPDFの検版を行います。検版結果は検査レポートとしてPDFで出力し、Acrobatやブラウザで確認することが出来ます。
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PDF検版は対象内とリファレンス内の同名ファイル同士で実行されます。 |
PDF検版は以下の手順で実行することが出来ます。
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ターゲットPDF、リファレンスPDFのフォルダを指定します。
フォルダの指定は、右の参照ボタンからの選択かテキストボックスへのドラッグ&ドロップによって操作できます。
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作業フォルダを指定します。
検版に用いるPDFのTIFF画像データやPDF検版のlogファイルを出力するフォルダを指定します。操作は検査PDFフォルダの指定と同様に、ボタンからの参照かテキストボックスへのドラッグ&ドロップで指定できます。なお、ドラッグ&ドロップした際に、デフォルトで指定されている検版レポートの出力先パスが検版レポートメニューに自動入力されます。
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検版レポートのファイル名を指定します。
PDF検版を実行した際に出力されるレポートのファイル名とその出力先を指定することが出来ます。前述のメニューの入力と同様の操作で、出力先のフォルダを指定できます。一番下の階層(入力された文字列の右端)に所望のファイル名を入力すると、その名前の検版結果レポートが検版実行後に指定先フォルダへ生成されます。
入力例:E:\Temp\report\report_全文字_IBM.pdf
なお、入力がファイル名のみの場合は、作業フォルダで指定したパスに「report」フォルダを作成し、そこへレポートを出力します。
例:
作業フォルダ:E:\Temp\work
検版レポート名:report_全文字_IBM.pdf
→E:\Temp\work\report\report_全文字_IBM.pdfで検版レポートを生成
また、メニューが空欄の場合は、「report_(作成日時).pdf」というファイル名で、上記と同様、作業フォルダに作成された「report」フォルダに生成されます。
例: report_2021_11_18_13_37_14.pdf
なお、検版差異がある場合は、レポートファイル名に分割番号と分割数が追加されます。(使用手順説明下のメモを参照)
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TIFFパラメーターを設定します。
解像度メニュー、検査範囲メニュー、ページ入力メニューから、検版に用いるTIFF画像へ変換する際のパラメーターを設定します。デフォルトの設定では、検査範囲は「全ページ」となっており、ページ入力メニューは非活性状態です。ページ指定を行う場合は、検査範囲メニューを「指定」に設定し、ページ入力メニューでページ指定を行います。なお、デフォルトで入力されている「1,2,4-6」はページの入力例です。 -
検版パラメーターを設定します。
位置ズレメニュー、諧調差メニュー、微小差異メニュー、視覚的あいまい量メニューから検版の検出感度パラメータを設定します。それぞれのパラメータの特性はメニュー名称を参照してください。 -
検版を実行します
検版実行ボタンをクリックし、実行します。 -
検版の実行中
コンソールウインドウが表示され、検版結果が出力されます。検版結果の出力後、レポートの作成が開始され、レポートの作成が完了すると自動的にコンソールウインドウが閉じます。
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検版結果が出力されます。
コンソールウインドウが閉じると、出力メニューに検版結果が表示されます。また、検版レポートメニューで指定したフォルダに検版結果を示したPDFファイルが出力されます。 -
検版結果PDFファイルを開きます。
Adobe Acrobatでレポートファイルを開きます。レポートでは、検版結果や検版差異画像を確認することが出来ます。検版差異画像の確認方法はPureVerify マニュアルRev.3.pdfを参照下さい。
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検版では必ずPDFファイルをTIFF形式の画像データへ変換するため、出力形式メニューの設定は不要です。 |
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検版差異が無い場合は指定されたファイル名でレポートが作成されます。差異がある場合はファイル名末尾に分割番号と分割数が追加されます。(指定ファイル名+"&"分割番号"%"+分割数) 例:report_全文字_IBM&1%1.pdf レポートの分割は検版差異数が環境設定ファイル内で設定されている値より多い場合に実行されます |
3.2. TIFF出力
CSRenderの本機能では、ターゲットPDFの画像化を行います。変換後の画像ファイルの形式は出力形式メニューから選択することが出来ます。
PDFの画像化は以下の手順で実行することが出来ます。
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ターゲットPDFのフォルダを指定します。
フォルダの指定は、右の参照ボタンからの選択かテキストボックスへのドラッグ&ドロップによって操作できます。 -
作業フォルダを指定します。
PDFのTIFF画像データを出力するフォルダを指定します。操作はターゲットPDFフォルダの指定と同様に、ボタンからの参照かテキストボックスへのドラッグ&ドロップで指定できます。 -
TIFFパラメーターを設定します。
解像度メニュー、出力形式メニュー、検査範囲メニュー、ページ入力メニューから、検版に用いるTIFF画像へ変換する際のパラメーターを設定します。デフォルトの設定では、検査範囲は「全ページ」となっており、ページ入力メニューは非活性状態です。ページ指定を行う場合は、検査範囲メニューを「指定」に設定し、ページ入力メニューでページ指定を行います。なお、デフォルトで入力されている「1,2,4-6」はページの入力例です。 -
TIFF変換ボタンをクリックして実行します。
出力メニューに<変換完了>のメッセージ分が表示されれば、変換完了です。 -
作業フォルダに画像変換されたデータが配置されます。
4. 具体的な動作
4.1. 検版
TIFF画像化は現CSRenderを実行し、検版はPureVerifyのコマンドライン機能を実行して処理を行います。以下が具体的な動作の流れです。
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対象(フォルダ内)ファイルのTIFF画像化
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対象がフォルダの場合
対象フォルダ内のPDFファイルをCSRenderでTIFF画像化します。フォルダ内に複数のPDFファイルが存在する場合は、全てのファイルをTIFF画像化します。検査範囲メニューとページ入力メニューから検版範囲が指定されている場合、フォルダ内の全PDFファイルの指定ページをTIFF画像化します。 -
対象がファイルの場合
対象がファイルの場合は、指定されたファイルのみをTIFF画像化します。
検査範囲メニューとページ入力メニューから検版範囲が指定されている場合、対象のPDFファイルの指定ページをTIFF画像化します。
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作業フォルダへの配置
生成されたTIFF画像は指定された作業フォルダ内の「targetTIFF」フォルダ内に全て格納さます。TIFF画像のファイル名は「(元のPDFデータのファイル名).pdf.(ページ番号).tiff」で作成されます。 -
リファレンス(フォルダ内)ファイルのTIFF画像化
リファレンスフォルダ内のPDFファイルをCSRenderでTIFF画像化します。具体的な動作は対象フォルダ(ファイル)のTIFF画像化と同様です。 -
作業フォルダへの配置
生成されたTIFF画像は指定された作業フォルダ内の「referenceTIFF」フォルダ内に全て格納さます。TIFF画像のファイル名は「(元のPDFデータのファイル名).pdf.(ページ番号).tiff」で作成されます。 -
PureVerifyによる検版の実行
「targetTIFF」フォルダと「referenceTIFF」フォルダ内に配置されたTIFF画像データをPureVerifyを実行して検版します。処理が始まると同時にコンソールウインドウが表示され、検版の処理状況を出力します。 -
検版レポートの作成とUIへの結果出力
フォルダ内の全画像の検版が終了すると、PureVerifyの機能によって検版レポートが作成されます。レポート作成の進行状況は、検版実行時に表示されたコンソールウインドウに表示され、レポートが完成すると、コンソールウインドウは自動的に閉じられます。完成した検版結果レポートは指定したフォルダ内に配置されます。その後、同じくPureVerifyの機能で作成されたLogファイルから検版結果を抽出し、UIに表示します。 -
処理終了
出力ウインドウに検版レポートの出力先パスが表示されれば、検版の処理は終了となります。
4.2. TIFF変換
TIFF画像化は現CSRenderを実行して処理しています。以下が具体的な動作の流れです。
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対象(フォルダ内)ファイルのTIFF画像化
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対象がフォルダ場合
対象フォルダ内のPDFファイルをCSRenderでTIFF画像化します。フォルダ内に複数のPDFファイルが存在する場合は、全てのファイルをTIFF画像化します。検査範囲メニューとページ入力メニューから検版範囲が指定されている場合、フォルダ内に存在する全PDFファイルの指定ページをTIFF画像化します。 -
対象がファイルの場合
対象がファイルの場合は、指定されたファイルのみをTIFF画像化します。
検査範囲メニューとページ入力メニューから検版範囲が指定されている場合、対象のPDFファイルの指定ページをTIFF画像化します。
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作業フォルダへの配置
生成されたTIFF画像は指定された作業フォルダ内に全て格納さます。 -
処理終了
出力メニューに<変換完了>と出力されます。