// :toc-title: 目次 :icons: font :xrefstyle: basic :sectnums: :source-highlighter: highlightjs //:source-highlighter: coderay = InDesign CC 新機能確認 結果(CC2017,2018,2019) [options="autowidth"] |=== |実施日 | 2019/6/19 |対象バージョン | V5.10 T1A2 |=== .参考元:InDesignの勉強部屋 ---- InDesign CC2017 https://study-room.info/id/studyroom/cc2017/ InDesign CC2018 https://study-room.info/id/studyroom/cc2018/ InDesign CC2019 https://study-room.info/id/studyroom/cc2019/ ---- .[red]#■結論# 以下、4件に関して、明示的に使用禁止とします。リリースノートに記載する。 これらの機能を利用すると、不正な結果をもたらすことがあるため。 [options="autowidth",options="header"] |=== |No | タイトル |影響 |CC2017-No3| 複数の段にまたがる脚注 |[red]#使用禁止# |CC2018-No1| 段落の囲み罫と背景色 |[red]#使用禁止# |CC2019-No3| 内容を自動認識に応じて合わせる |[red]#使用禁止# |CC2019-No6| レイアウト調整 |[red]#使用禁止# |=== :YB: black yellow-background // 色指定 背景黄色 .■一覧表と [{YB}]#各調査結果# ○:影響なし △:軽微な影響あり ☓:影響あり ※△と☓は対応の検討が必要。 [cols="1,5,2,3",options="header"] |=== |No | タイトル |影響 | 3+<|**【CC2017】**| |No1| 線の矢印の拡大・縮小 |○| |No2| UIの機能強化 |○| .2+|No3| 複数の段にまたがる脚注 |☓→☓ [red]#使用禁止#|影響あり 3+| [{YB}]#【結果】# + V5.06でも脚注部分に、可変要素を設定するとInDesignがクラッシュする。追加された複数段でも同様。 (脚注部を可変にすることなどデザイン上あり得ません) 脚注の元になる本文は、ルビが追加されるので、元々未対応です。 脚注部への可変部品設定は使用禁止とする。 |No4| OpenType機能の表示 |○| .2+|No5| スペクトルUI |△→○|影響なし 3+| [{YB}]#【結果】# + 全体的なUIデザインの見直しだが、問題なし。別途GUIテストで確認済み。 |No6| UIの機能強化 カラーオプション|○| 3+<|**【CC2018】**| .2+|No1| 段落の囲み罫と背景色 |☓→☓ [red]#使用禁止#|影響あり 3+| [{YB}]#【結果】# + 「段落の囲み罫線」を指定すると、PDF出力から欠けてしまう。サポート外のエラーメッセージ無し。 「背景指定」は、V5.06と同様にサポート外のエラーとなる。(問題無し) |No2| 類似フォントを表示 |○| |No3| オブジェクトスタイルのサイズと位置のオプション|○| |No4| スタートアップ画面 |○| |No5| PDFのアクセシビリティの強化 |○| .2+|No6| Duden辞書 |☓→○ |影響なし 3+| [{YB}]#【結果】# + 欧文でしかもデフォルトがオフのドイツ語辞書で、元々V5でもハイフネーション未対応である。 .2+|No7| 文末脚注 |☓→○ |影響なし 3+| [{YB}]#【結果】# + ルビ文字が未サポートエラーです。脚注(文末脚注は”後脚注”)はすべて、本文に ルビ文字を挿入するので、ルビ文字のエラーとなる。これはV5.06と同じ動作で正しい。 また、文末脚注部に可変文字を設定すると + 内部エラー:Character position information file missing glyph info + これはV5.06と同様です。ユーザーが設定することはあり得ない。 3+<|**【CC2019】**| |No1| プロパティパネル |○| .2+|No2| 同一設定段落の間隔 |☓→○ |影響なし 3+|[{YB}]#【結果】# + 段落間隔を自動調整するもので、内部のパラメータに変化なし、 段落調整部に可変を設定して確認済み .2+|No3| 内容を自動認識に応じて合わせる |☓→☓ [red]#使用禁止#|影響あり 3+|[{YB}]#【結果】# + 画像配置時に自動調整のチェックボックスで最適に配置してくれる。 しかし、最適配置したパラメータを記憶しているため、流し込みのオフセットや フレームへの一致させる処理がスキップされてしまう。 InDesignのプレビューとPDFの結果がまったく異なってしまう。明示的な使用禁止とする。 |No4| フォントメニューの更新 |○| |No5| PDFコメントパネル |○| .2+|No6| レイアウト調整 |☓→☓ [red]#使用禁止# |影響あり 3+|[{YB}]#【結果】# + A4のドキュメントをB5に変更した場合。可変文字等に問題無いが、割付された可変画像がずれてしまう。 + 当然といえば当然で、レイアウト枠のみのサイズ調整がおこなわれて貼り付け画像の変倍は適用されない様子。 + 混乱をもたらすので使用禁止。またInDesignプレビューはずれたもを表示する  + 「可変要素設定済みのINDDでは、レイアウト調整を行わないでください。可変画像の配置位置がずれる可能性があります」 + 内部:この機能は、今まで手作業でやっていたページサイズ調整を一括で変更するものであり、非常に有用なもの。 + レイアウト調整後は、ページサイズ調整済みの通常のinddと変わらない。注意深く使用すれば利用可能である。 しかし、すべての機能を検証しきれないので、使用禁止とする。 |No7| PDFフォームでのフォントの指定|○| |=== 以下、詳細 :sectnums: == CC2017の新機能と影響確認 ○:影響なし △:軽微な影響あり ☓:影響あり ※△と☓は対応の検討が必要。 :!sectnums: === **No1:線の矢印の拡大・縮小:○** [NOTE] 影響無し。 線の先端の形状サイズを変更できるようになった。線ツールのフレームは部品化(PDF)されて画像として扱われるので、使用しても問題なくPDF出力される。 === **No2:UIの機能強化:○** [NOTE] 影響なし コントロールパネルのカスタマイズを行うボタンが配置された。("X-Y-W-H"ボックス等が配置された上部のバーのこと)また、複数のドキュメントを開いている際のタブのサイズを変更できるようになった。 === **No3:複数の段にまたがる脚注:☓** [IMPORTANT] 脚注を可変文字に使用した場合、以下の内部エラーが発生する。(CC2015でも発生する) + →内部エラー:Character position information file missing glyph info 脚注機能はツールバーの"書式"にある。脚注機能自体は昔からある模様。(CS6にもあった) 脚注の機能が強化され、段組をまたぐ脚注が可能になった。(脚注オプションに"脚注の段抜き"という項目が追加されている) + ※脚注のイメージと詳細については参考元のページを参照してください。 === **No4:OpenType機能の表示:○** [NOTE] 便利機能なので影響なし。 文字列選択時に使用可能な異体字等が表示されるOpenType機能が強化された。 また、「テキスト選択/テキストフレームの装飾を表示して書式をさらに制御」という設定項目が"高度なテキスト"に追加された。 これがオン(デフォルト:オン)の場合、テキストフレーム選択後に枠の右下に"O"が表示され、クリックすると選択しているテキストフレームで実行可能なOpenType機能の一覧が表示される。(テキスト文字を範囲選択した場合も"O"が表示される) === **No5:スペクトルUI:△** [WARNING] ダイアログの文字が表示しきれず切れている等が見受けられるので、軽微なUI修正が必要かも。要確認 InDesignが全体的にモダンなUIに変更されている。 === **No6:UIの機能強化・カラーオプション:○** [NOTE] 動作に影響なし。 InDesignのカラーテーマを変更する設定値が、暗、やや暗め、やや明るめ、明、から選択する方式に変更された。 :sectnums: == **■CC2018の新機能と影響確認** :!sectnums: === **No1:段落の囲み罫と背景色:☓** [IMPORTANT] 対応の検討が必要。 段落メニューの「段落の背景色」が「段落の囲み罫と背景色」に変更されている。「段落の背景色」はCC2015対応時にサポート外としており、以前からエラーとしている。(属性値:ParagraphShadingOnがtrueならエラー) しかし、段落の囲み罫は新機能であり、新たなIDML属性が追加されているので、対応が必要である。(ParagraphBorderXXX属性がStory.xmlに増えている) ただ、囲み罫の部分は部品(PDF)としてPDF出力されているので、PDF出力結果としては正しく出力されている。 === **No2:類似フォントを表示:○** [NOTE] 便利機能なので動作に影響なし フォント選択ダイアログに「類似フォントの表示ボタン」が追加されている(波が2つあるボタン)。ボタンをクリックすると、類似フォントを抽出してくれる。 === **No3:オブジェクトスタイルのサイズと位置のオプション:○** [NOTE] 便利機能なので動作に影響なし。 オブジェクトスタイルに「サイズと位置のオプション」タブが追加されている。位置とサイズをスタイル定義できるため、同じ位置にオブジェクトを配置したい場合などに定義し、使用できる。 === **No4:スタートアップ画面:○** [NOTE] 便利機能なので動作に影響なし スタートアップ画面が便利になっている(作業タブ、学ぶタブが追加されたりといろいろ) === **No5:PDFのアクセシビリティの強化:○** [NOTE] InDesignでPDFを出力するわけではないので影響無し(?) PDFのアクセシビリティに関する機能の強化が行われている。 + ※詳細内容は参考元を参照してください。たくさんの項目に対応されたようです。 === **No6:Duden辞書:☓** [IMPORTANT] 対応の検討が必要。 [環境設定]ダイアログの[欧文辞書]カテゴリーに、新しく[Duden辞書]が追加された。 ドイツ語の辞書として定評があり、ドイツ語のハイフネーション、スペルチェックの質が大きく向上しているとのこと。 デフォルト設定はオフで、オンに設定すると「ハイフネーション設定ダイアログ」に「Dudenハイフネーション項目」が追加される。設定値はStory.xmlに新たな属性名「ProviderHyphenationStyle」が設定される。("美的"選択時なら"Aesthetic"等の文字列が入る) === **No7:文末脚注:☓** [IMPORTANT] 元々の"脚注"機能も含めて対応の検討が必要。 「文末脚注」という機能が追加されており、ツールバーの"書式"から使用できる。 ※機能の詳細については参考元を参照してください。 試しに可変文字に「文末脚注」を使用したところ、「サポート外の文字組版が使用されている:ルビ true」のエラーが発生した。 + →文末脚注オプション内に「テキスト内での文末脚注参照番号」という項目があり、そこに「ルビ」を選択すると発生する。 上付き文字、下付き、標準を使用すればエラーは発生しない。(内部機能と連携している模様) また、エラーの発生しない設定値でPDF出力結果を確認すると、文末脚注に入力した文字がPDFに出力されていない。(フレームや文字に色を付けても空欄になる。ルールファイル内の部品PDFとしては出力されている。新たな属性が追加されているかも?未確認) === **No8:CCライブラリのテキスト共有:○** [NOTE] 動作に影響なし。 CCライブラリに追加したテキストを他のAdobeアプリ(Illustrator等)で使用できるといった機能。 === **No9:段落の囲み罫と背景色の機能向上:○** [NOTE] この件については動作に影響なし(No1は対応の検討が必要) CC2018初期に発生していた「段落の囲み罫と背景色」に関する問題修正が行われた模様。 === **No10:個別のPDFファイルを作成:○** [NOTE] VarystudioはInDesignからPDFを出力するわけではないので、動作に影響なし。 InDesignからPDFを出力する際にページ個別にPDFが出力できるようになった。 === **No11:CC13.1のアップデート:○** [NOTE] どれも動作に影響なし。 便利機能のアップデートやバグフィックスが行われている。 + ※詳細は参考元を参照してください。項目数は多いです。 :sectnums: == **■CC2019の新機能と影響確認** :!sectnums: === **No.01 プロパティパネル : ○** [NOTE] __パネルのカスタマイズなので影響なし__ IllustratorやPhotoshopでは、CC2017から搭載されていた[プロパティ]パネルが、InDesignにも搭載されました これにより、よく使用するコマンドを[プロパティ]パネルから実行できるため、デスクトップ領域をより有効に活用することができます。 === **No.02 同一設定段落の間隔 : X** [IMPORTANT] 複数段落間の自動設定、設定後は、既存パラメータに反映されているので問題ないでしょう。その確認が必要です [段落]パネルに[同一設定段落の間隔]という項目が新しく追加されました。この項目は、同じ設定が適用されている複数の段落に対して、任意の値を適用すると、その値が複数の段落をグループとみなして値が適用されます。 デフォルトでは[無視]が設定されています。 === **No.03 内容を自動認識に応じて合わせる : X** [IMPORTANT] __オブジェクトの配置 Onの時にどう影響するか確認が必要__ [オブジェクト]メニューの[オブジェクトサイズの調整]の機能に、新しく[内容を自動認識に応じて合わせる]というコマンドが追加されました。 Adobe Senseiのテクノロジーを利用したもので、どのような画像かを自動的に認識し、ユーザーが望む結果を予想して、画像のサイズや位置を合わせてくれる機能。 === **No.04 フォントメニューに関するアップデート : ○** [NOTE] __フォントメニュー無関係__ CC 2019では[分類毎にフォントをフィルター][お気に入りのフォントを表示][最近追加したフォントを表示][アクティベートしたフォントを表示]が[フィルター]としてまとめられ、[さらに検索]を選択することで、Adobe Fonts(旧Typekit)のフォントを表示できます。またフォントメニューに表示させるサンプルテキストも指定できます === **No.05 PDFコメントパネル : ○** [NOTE] __コメント無関係__ 新しく[PDFコメント]パネルが追加されました。このパネルでは、PDFに付けられた注釈を読み込むことができるため、PDFの赤字をInDesign上で確認しながら修正作業がおこなえるというものです === **No.06 レイアウト調整 : X** [IMPORTANT] __A4→B4に変更してみて影響を確認する必要あり__ 新しく[レイアウト調整]という機能が追加されました。これまでは、CS6で搭載された[代替レイアウト]という機能を利用してドキュメントのサイズ変更に対応していましたが、さらに高度なレイアウトの調整が可能になっています。 [ファイル]メニューから[レイアウトを調整]を選択、あるいは[ファイル]メニューから[ドキュメント設定]を選択後、[ドキュメント設定]ダイアログで[レイアウトを調整]ボタンをクリックすると、[レイアウトを調整]ダイアログが表示されます === **No.07 PDFフォームでのフォントの指定: ○** [NOTE] __フォーム無関係__ CC 2019では、[ボタンとフォーム]パネルに[フォント]と[フォントサイズ]を設定する項目が追加され、[リストボックス][コンボボックス][テキストフィールド]において、フォントの指定が可能になりました